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2015年5月11日 (月)

マーケット・プルで行こう!(1)

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TechnoScape社の web サイト http://www.technoscape.us/jp-industries.html にも掲載しているが、日本企業の課題と進むべき道について議論してみたい。今年3月、日経BPのセミナーのKey Noteで、核心に触れた話しがあった。まずは、その内容を要約してみよう。

3/9/2015 日経BP Factory2015 ~日本の製造業の進路~ より

Key Note: 三菱重工 特別顧問 青木素直氏 

グローバル市場の特徴:
① お客様のニーズが多様
 世界の主要民族 約200、 少数民族は 3,000超
 → 日本は民族的に均質な国

② 競争のパターンが多様
 新興国で、欧米の先進メーカーと戦う / あるいは新興国メーカーと戦う
 欧米市場で、欧米の先進メーカーと戦う
 国内工場で、グローバルサプライチェーンと戦う
 新興国工場で、グローバルサプライチェーンと戦う
 先進国工場で、グローバルサプライチェーンと戦う

③ 変化のスピードが速い

日本の製造業の課題
1.グローバル市場への対応遅れ
2.日本的志向(性能・機能至上主義、暗黙知の重視、全体最適化不足)
3.売上げ至上主義・シェア至上主義
4.資本調達が株式よりも銀行融資が主流
5.意思決定の先送り(だれもリスクをとらない)
6.国内市場を優先

グローバル市場で勝つためには
1.バリューチェーンの再認識
 バリューチェーンへの入金は顧客からのみ - すべては顧客から始まる
 →お客様の価値を企業のモノサシで測ってはいけない
 →社内はコストのみ
2.マーケティング・オリエンテッドの製造業への転換
 開発者は片足を技術、片足は市場におくべき
 マーケティングと開発機能は一体化すべき
 いい製品が売れるのではなく、売れる製品がいい製品

(次回は、マーケット・プル)

 

 

欧米での新技術調査、オープンイノベーションのご相談は TechnoScape, LLC まで。

 

 

 

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