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2016年10月 9日 (日)

CEATEC役割終えたか

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日本に出張したタイミングでCEATECに行ってみた。

以前の賑わいはなく、閑散として見る影もない印象だった。今年は主要大手メーカーがCEATECから撤退し、自動車メーカーの出展も小規模だった。今年のCEATECは部品メーカーが中心で会場も2/3の広さに縮小されていた。来場者数は昨年の9.1%増としているが、過去最低の水準であることに変わりはない。

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今年のCEATEC会場、初日の様子



もちろん、細かく見れば素晴らしい技術や新製品の展示があるのだが、全体としての盛り上がりはなく、集客力がなくなったことは間違いない。“エレショー“から引き継いでCEATECと名称を変えたアジア最大のエレクトロニクス展示会は、その役目を終えたのだろうか。

一方で、中国では新しい展示会が多数新設され、規模を拡大させているようだ。また、ヨーロッパではIFAが健在で、米国ではCESがエレクトロニクス分野での中心的なポジションで規模を拡大している。

すでに日本ではエレクトロニクス業界の最新情報を得られなくなったのではないだろうか。最新の業界動向を知るには、ヨーロッパやアメリカ、もしかしたら中国に出かけていく必要があるのかもしれない。

 

私は過去10年間継続してラスベガスのCESに参加している。もともと世界最大の展示会だったが、特に近年はさらに巨大化している。出展社は3,600以上、面積は東京ドーム5個分、参加者は17万人という規模で、期間中はホテルの料金が4~5倍に跳ね上がる。こうなると、“会場を歩いて業界動向を視察する”という呑気な視察はもはや不可能だ。4日間の会期で全体を見て回ることはできない。事前に自分の目的を決めて、出展企業をチェックして、そこを重点的に攻める必要がある。

来年のCESへの参加を考えている皆さんは、十分に事前のプランを立てて望んでいただきたい。

 

 

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