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2018年7月 5日 (木)

見えてきた、2030年の技術社会(7)

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2050年の技術」英エコノミスト誌編集部

 

昨年このブログで、「2030年の技術社会」の記事を書いたあとで、「2050年の技術」という本を読んだ。イギリス、エコノミスト誌の編集部がまとめた未来予測だ。自動運転やAI、エネルギーなど、このブログの記事で取り上げたのと同じテーマを論じている。それに加えて、バイオ、農業、医療などについても論じているので、この本の方が幅広く網羅している。興味のある方には、お勧めの本だ。

この本が優れているところは、最新技術の難しいテーマを我々の普段の生活にあてはめて解説しようとしているところだ。それでも、ある程度の技術的な知識やバックグラウンドを持っていなければ、本当の内容を理解するのは難しい。たとえば私の場合だと、自動運転やエネルギーについては、自分でブログの記事を書く程度の知識はあるので、とても分かりやすかった。一方、バイオやDNAなど、これまであまり関わってこなかった分野については、文面に書いてあることは分かるが、自分ではイメージができない部分が多かった。

つまり、この本は奥が深い。読む人の知識のレベルによって、理解の深さが決まる。最初に読んだ時と、新しい知識を得て読む2度目とでは、イメージできる世界がまるで違うということが起こる。

私が理解できたもの、できなかったもを含めて、本の中で印象に残っているテーマをいくつか書き出してみる。

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ü AR/VRの体内埋め込み

ü 自動運転による都市交通の減少

ü AIによる診断とロボット手術

ü スマート農業と食料の工場生産

ü 太陽光・風力発電によるエネルギー供給

ü 脂質モデムと脳のアップデート

ü DNAが新材料の設計図になり、情報の記録媒体になる

ü 体内で燃料や化学物質を製造する牛、「カウボーグ」

ü プライバシーは富裕層だけの贅沢品になる

その中で私が理解できてなかったDNAについて、先月新しい経験をすることができた。そのあとでこの本を読み返してみると、なるほど良く解る。次回のブログでは、その内容について解説する。

 

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