コロナ英語
このブログはアメリカを中心に技術の話をしているが、コロナの影響でこのところネタがない。そこで、コロナ関連で身の回りの様子を書き出してみる。
■コロナ英語
日本で使われているコロナ関連のカタカナ英語について解説してみたい。
- コロナ→coronavirus (コロナはそのまま。アクセントは“ロ”)
- ウイルス→virus (“ヴァイルス”と読む)
- テレワーク→間違いではないが、アメリカではRemote work というのが一般的
- オーバーシュート→言葉は間違ってないが、こんな場面では使わない。パンデミックでよい。
- マスク→日本でいうマスクはFace mask という。
- ステイホーム→これは文法的にまちがい。正しくは Stay at home
■アメリカのソーシャルディスタンス
カリフォルニアではソーシャルディスタンスが徹底している。スーパーや量販店では入場人数を制限しており、店の前に入店待ちの人の行列ができる。そこには6フィート間隔で印がつけられていて、皆間隔をあけて並んでいる。店に入るまでに1時間待ちは普通だ。店のレジにも6フィート間隔のマークがあり、レジ待ちも間隔をあけている。さらに、一部の店では客がレジのコンベアに商品を置いたら、レジから離れて会計を待つ。支払いはクレジットカードのみで、支払うときはレジ係は退避するという念の入れようだ。入店の行列が長い店は、早朝の1時間をシニア(60歳以上)や病院勤務、救急隊などの人専用の時間帯を設けている。
■コロナ差別
管理人をみてアジア人と認識して離れる白人は多い。気分が悪いが、この国に住んでいるとある程度は仕方がない。差別的は言葉や肉体的な被害を受けたことはまだない。(個人的には、COVIT-19ではなくトランプが言うように“中国肺炎”と呼ぶべきだとも思う。しかし、そうするとアジア人の見分けがつかないアメリカ人が、我々を中国人だと思って差別や攻撃をしてくる危険がある。中国よ、このオトシマエ、どーつけてくれる!)
■ニューノーマル
店の入店規制やソーシャルディスタンスは今後1~2年くらいは続くだろう。レストランは再開するが、テーブルの間隔を広くして大人数の食事はできない。仕事もリモートワークが主流になり、オフィスへの通勤は減少する。こういった様々な新しい社会生活が普通になる。コロナ以前の社会にはもう戻れない。
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