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2020年9月26日 (土)

アメリカで見つけた、おもしろ新技術(1); Slippery Surfaces

 
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このブログの本来の趣旨に立ち返って、アメリカで見つけたちょっと変わった新技術をシリーズで紹介する。

 

第1回はSlippery Surfaces 。無理やり日本語で表すと“なめらか表面”とでも言おうか。

 

みなさんはアメリカのレストランでケチャップがビンから出なくて困ったことはないだろうか。今はチューブのボトルになっているが、以前はガラス瓶だったので、逆さにしてもケチャップが落ちてこなくて、力まかせに振って皿にぶつけたり、ドバーッと出たりした。

 

表面に微細構造を作ることで、液体や汚れが滑りやすくなる。代表的な研究機関はMITとHarvard大学だ。

 

MITの研究成果はLiquiGlide Inc.というスタートアップになっている。同社のWebサイトには例のケチャップの動画が掲載されている。

 

http://www.liquiglide.com/

1ketchup-by-liquiglide-inc-b

 

Harvard大学ではWyss InstituteでJoanna Aizenberg教授のチームが研究をしている。表面を多孔質構造にすることでSLIPSを実現している。Aizenberg教授もSLIPS Technologiesというスタートアップを立ち上げているようだ。

 

https://wyss.harvard.edu/technology/slips-slippery-liquid-infused-porous-surfaces/

2slips-wyss-institute-at-harvard-univers

Aizenberg教授の研究室ではその他にナノ・ストラクチャー、ストラクチャルカラー、コロイダル結晶テンプレート材料などの研究をしている。

 

また、同教授が所属するHarvard大学のWyss Instituteでは、ポーラスセラミックスを使った吸音材や壁材料、洗剤のにおいカプセル、折り紙トランスフォーメーション、バクテリアを使って作るたんぱく質で機能性バイオフィルムなど、ユニークな研究をしている先生が多い。

 

 

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