アメリカで見つけた面白新技術(6); 蓮の葉
第6回は蓮の葉の超撥水表面の話。バイオミメティクス(biomimetics)では定番のひとつ。みなさんも蓮の葉の表面を水滴がころがるところをみたことがあるだろう。これをLotus Effect(蓮の葉効果)というらしい。表面にある微細構造で表面張力が大きくなり、超撥水の性質をもつ。
Image: University of Minnesota
このシリーズの第1回で紹介したSlippery Surfaces も、実はこの原理を応用したもの。食品パッケージや一部の撥水表面など私たちの身の周りでもすでに実用化されているものがある。
世界中で研究をしている大学も多く、ざっと上げても以下のような研究機関が見つけられる。
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